大槻和弘 ブログ

2008

小田急相模原駅北口再開発A・B地区連絡橋の計画幅員の拡大について市長へ陳情しました。(平成20年1月23日)

2008-01-23

1月23日(水)午後1時から、加山市長を訪ね小田急相模原駅北口再開発事業に伴う、A・B地区を結ぶ連絡橋の計画幅を拡大することについての陳情に伺った。同行は、再開発組合理事長の鈴木氏、副理事長の澤田氏、本村県議、溝淵市議、大槻の5名。
市長は、座間市との境界部分であり、サウザンロード入口交差点や、踏切改善対策を総合的に判断する中で考えたいと回答された。
担当者への説明と資料提出を行った。
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現行計画図
小田急相模原駅北口再開発事業は、A地区の再開発ビル「ラクアルおださが」が昨年12月2日にオープンし、B地区の計画が進んでいる。計画の中では、A・B地区一体性の観点から2地区を結ぶ連絡橋を県道厚木町田(行幸道路)を跨いで整備することとなっている。計画では、「計画図A」のとおり連絡橋は幅が6mとなっている。しかし、相模台地区の顔である小田急相模原駅前の再開発に於いて、駅前広場的空間を可能な範囲で充分に整えておくことで、市民の安らぎや集いの空間が創造でき、災害対策にも資すると考える。
相模台地区の駅周辺地区は、計画的な道路整備がこれまでほとんどなされていないことから、市内でも特筆される狭隘道路地域となっている。さらに、木造住宅密集地域として防災上の大きな課題を持っている地域でもある。(この点は、昨年の12月の議会でも対策について質問している。)通勤通学買物など市民の安全な生活導線の確保に加えて、大規模災害時など緊急時の人の移動集中をも考えた計画づくりが必要と考える。
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修正要望図
道路法により道路横断のための橋(歩道橋)の幅は6mとなっている。このため、古渕地区16号線に掛る4方向および一部対角線に整備された歩道橋も幅は、6m以内となっている。交差点部分に面で整備がされると、自由通路となり通行には便利になるが実現されていない。JR町田駅前は面の整備がされ、人にとっての余裕空間を形成している。これは、道路部分延長として整備されていると聞く。相模大野伊勢丹とコリドーを結ぶ季節の橋も、道路として整備がされ、幅員は20m。しかし、市営駐車場と伊勢丹A館方面に大きく幅を持った広場的要素を持った橋とする計画はあったものの、法律的な縛りで現行のものとなっている。
駅前再開発整備は、今後の地域のまちづくりの方向性を決める大きな要素を持っている。将来を見据えて今できることを盛り込む必要があると思う。今後とも継続して努力したい。

 
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子どもの安全見守りフォーラム開催

2008-02-17

「学校と地域で守る子どもの安全」 2月16日(土)  児童の登下校時の安全対策に向けた取り組みが全国で叫ばれ、見守り活動団体の組織化が図られてきた。私も双葉小学校の見守り組織である「ふたばっ子みまもり隊」の代表を努めているが、活動の継続性にむけた課題やボランティアの立場からの提案・提言を広く集め、各組織が情報を共有してより充実した活動ができる様にすべきであろうと考えてきた。昨年の市議会6月定例会の一般質問で、私は、この観点から質問をし、市は、広報活動の充実、見守り組織相互の情報交換の機会を検討すること、ボランティアがやりがいのある環境を整備し、感謝の気持ちが表出されること、また、助成制度の充実を回答していた。今回、「学校と地域で守る子どもの安全」をテーマに、子どもの安全見守りフォーラムが開催されたことは、市の取り組みの実証と考え、関係者の努力に感謝したい。参加の関係者で会場が一杯となり、関心の高さを感じた。  フォーラムでは、警察・活動団体である地域・学校・保護者の各々の立場から現状と課題について意見が述べられ、内容の充実したものとなった。相模原警察署の生活安全二課長からは、子どもの巻き込まれた重大刑法犯罪の事例や、県内の状況と見守り活動等市民協力により刑法犯罪が減少傾向にあることについて、活動団体を代表して、二本松小学校の学校安全ボランティア代表から事例発表として、設立経緯や活動実態と成果について、また、富士見小学校の教頭先生からは、学校側から見た見守り活動についての分析が報告された。意見交換会には、保護者の立場から鶴園・串川両小学校PTA会長が加わり、会場の意見も拾う会となった。会場からは、もっと多くの人のこのようなためになる情報を、広く市民に届けるために市のホームページで紹介する等を期待する旨の発言もあった。  今回のフォーラムでは、見守り活動に対する保護者の意識と関わり方に課題を残しているように感じた。継続した活動には、全ては「子どものために」を合言葉に、「関係者個々人が血の通った連携をすることが肝腎」と語った教頭先生のことばが心に残った。
関連記事:
1)「子供達の安全確保」学校区単位の防犯活動        2006年6月11日(日)
2)「子供達の安全確保」学校区単位の防犯活動 その2   2006年7月12日(水)
3)「子供達の安全確保」学校区単位の防犯活動 その3   2006年11月11日
4)当選直後の6月議会で一般質問   2007年6月14日

 
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相模台地区連合自主防災隊「情報伝達訓練」 2月19日(火)

2008-02-19

相模台地区連合自主防災隊「情報伝達訓練」が今年も実施された。
災害時の地域の状況を市対策本部へ届け、地域で必要な支援や情報を得ることは、連合自主防災隊・単位自主防災隊の大きな役割となる。
以下、実施要領
1 目的
 相模台地区自治会連合会(地区連合自主防災隊)は毎年度、大規模災害を想定し、情報伝達訓練を実施している。これは自主防災組織の意識の高揚を図ることと併せ、地区連合自主防災隊と単位自主防災隊との連携や連絡等の機能についての確認を行う場でもある。
 このことから、「いざという時」の大災害に役立てるため、情報伝達訓練を実施するものである。
2 日時
 平成20年2月19日(火)午後5時から午後6時30分まで
3 場所
 ・ 相模台地区連合自主防災隊災害対策本部(相模台出張所内)
 ・ 各単位自主防災隊災害対策本部(各自治会)
4 主催
 相模台地区自治会連合会・相模台地区連合自主防災隊
5 対象者
 ・ 地区連合自主防災隊役員7名、防災専門員2名
 ・ 各単位自主防災隊3名程度(自治会長、防災部長、自治会長が指定する者)
 ・ 連合自主防災隊事務局3名(相模台出張所職員)
合計 約80名
6 周知方法
 自治会長会議で訓練内容の説明をする。
7 訓練想定
 平成20年2月19日(火)午後5時00分、相模湾を震源域とするマグニチュード7の大地震が発生したと想定し、情報伝達訓練を実施する。
 相模台地区連合自主防災隊は、相模台出張所内に災害対策本部を設置し、出張所(現地対策班)と各単位自主防災隊との間で、情報のとりまとめ・伝達活動を行い、災害時に備えるものとする。
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被災状況図(火災・建物倒壊・通行障害などを表示)
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災害時現地対策本部が置かれる相模台出張所
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被害状況連絡表
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相模台地区連合自主防災隊役員
地域の市民が災害時に罹災した場合には、まず救急や消防を頼りにすることになろうが、同時多発の災害には対応が難しい事態となることは容易に想像ができる。次に市役所や出張所へ問い合わせをすることになるが、対応できるかどうかは、事前の職員配置や連合自主防災隊の機能によるところが大きく、この点が課題となる。
地域の単位自主防災隊が、所管のエリアの被災状況や、人的な被害を把握し、また、様々な支援や救護などの情報を収集できる機能を持っていれば、被災状況に応じた市民への情報提供や救援に向けた的確な指示ができることになる。
この場合の情報受伝達先は、出張所に立ち上がる現地対策班や小中学校に開設されるであろう避難所が情報の集積ポイントとなろう。
毎年実施されている相模台地区の情報伝達訓練は、正しい情報を行政と市民が共有する重要なマストアイテムとして今後も継続が図られ、内容の充実が推進されるよう私も協力したい。

 
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地域の不便解消に向けて。 (2月22日)

2008-02-22

 普段何気なく生活している地域には様々な不便があります。自分では少し我慢すれば何でも無いことが、ある方にとっては重大な不便となることも多いものです。昨年のブログで報告しました渓松園の浴室の椅子の例からも、自分では中々解消できないことを協力して改善してまいりたいと思います。
桜台地域
 独立行政法人相模原病院と県立神奈川障害者職業能率開発校の間の道路の電柱移設と歩道整備

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赤い部分の道路(Google Earthの画像に加筆): 北側が障害者職業能率開発校と相模台子供センター、東側が相模台小学校、南側が相模原病院 (クリックすると拡大表示されます)
 ご承知のとおり、当地区内の桜台地域には、桜台小学校・相模台小学校・相模台中学校に加え、相模台子供センター、県立神奈川障害者職業能率開発校や独立行政法人相模原病院など特に配慮の必要な方々が利用する施設がまとまっています。
 この地域にある市道相模台・磯部の道路(右図の赤い部分)は、幅員6mあるものの電柱が路肩に埋設されている関係で車両の円滑な相互通行に支障をきたしているところです。また、前記のとおり、学校関係施設が多いところから路肩部分へのグリーンニート舗装により児童や障害者の歩行通行スペース確保への配慮がされています。
 しかしながら、グリーンニート舗装の路肩部分と反対側の電柱の影響で、通行車両が歩行空間である路肩部分へはみ出すことによる歩行者への危険性は以前と変わりない状況です。
 以上の点から、電柱を独立行政法人相模原病院または県立神奈川障害者職業能率開発校敷地への移設による通行空間を確保するか、一歩進めて歩道を整備し、恒久の安全対策を確保することが必要と考えます。
 そこで、相模台地区に関わることから、自治会連合会から要望を頂くこととなりました。市との協力で早期に実現できるよう努力してまいります。


 
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ふたばっ子みまもり隊つどいを開催

2008-03-01

双葉小学校 6年生壮行もちつき大会(おやじの会) 3月1日(土)  3月に入りました。年が明けて早いもので早3月という感じです。
 2月16日には、「子ども安全見守りフォーラム」が開催されましたが、児童の登下校の見守り活動が活発に行われている。先に報告のとおり、ボランティアの高齢化と保護者の意識の低さが指摘されている中で、「ふたばっ子みまもり隊」の隊員の連携の強化と意見交換、感謝の気持ちの表出を目的に隊員のつどいを実施した。
 当日は、恒例と成っている、おやじの会主催の「6年生壮行もちつき大会」が校庭で行われ、晴天で、暖かい日差しの中200名を越す児童保護者で盛況だった。もちに加え、とん汁が振舞われ、ランチルームで開催された見守りボランティアにも振舞われ、会合の雰囲気も和やかなものとなった。  見守りボランティアは、地区ごとに近況の打ち合わせ、意見交換が行われ地区ごとに発表が行われた。下校時の子どもの様子や各グループの活動の様子が発表された。今回、各地区のPTAの郊外委員会の保護者が参加し、地区別に分かれたテーブルをボランティアとともに囲み、意見交換を行った。保護者の顔が見えないというボランティアの不満に対して大きな進展となった。
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'関連記事:
 子どもの安全見守りフォーラム開催「学校と地域で守る子どもの安全」 2月16日(土)

 
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向原・原宿のまち探検! 防災まち歩き 3月2日(日)

2008-03-02

 3月2日に城山町地区社会福祉協議会が主催し、城山町の向原、原宿自治会の地域市民を対象に、防災まち歩きが実施されました。
 私は、防災専門員として講師を務め、向原、原宿自治会と、地域の方々と共にまち歩きを行いました。双葉小学校避難所関係者や相模台地区の方も7名参加していただき、30名余りでの訓練活動となりました。
 地域の防災力向上には、市民の意識を啓発することが必要です。地域を守る自主防災組織を運営する防災リーダーとなる自治会長や役員、日頃から地域活動を実践している方々に、まず災害に対する意識を持ってもらうのが地域防災の推進には効果的と考えます。
 自分の住む地域が、災害時にどのような状況となるのかを知り、今ある災害対応資源や人的資源と付き合わせ、現状を検証することから今後の防災対策を考えることが重要と考えます。今回、まち歩きの前に、相模原市で計画している新防災計画の基礎資料として昨年まとめられた防災アセスメントにから、西部直下型地震の想定データを利用して、本地域の災害想定をお話しました。市防災計画課の協力で、当該地域の町丁別の基礎データを被害状況別に取りまとめたデータを使用しました。
 参加者は、城山地域は、土地の余裕性や道路の幅員の充実など、災害時には比較的安全と考えているようだった。地域的に人的交流も充分にある向原地区と新住民が多く都市化の進んだ原宿地区、共に自治会長が参加されていたが、まち歩きでは町の資源を充分に把握されていて驚かされた。
 DIG(リンク切れ)を利用したマップ作りでは、町を横から見ている日常から、マップにより俯瞰で見ることができ、地域の様子が見えた。災害時のシナリオを補足配布して、俯瞰に加えて、時間軸を加えた災害時の状況を検討することをお願いした。
 防災士の岩澤さんに基本的な自助防災対策を説明していただき、午後1時に始まった訓練を5時に終了した。訓練の重要性を再認識した。
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3月定例会 総務委員会(3月11日)

2008-03-11

 3月議会(定例会)では、一般質問がなかったことから、総務委員会での活動を報告します。3月11日(火)午前9時半から第一委員会室で開催されました。出席議員は、9名(長友議員が病欠)。
 3月議会は、20年度一般会計予算・特別会計予算および19年度補正、条例・請願・陳情等で、総務委員会に付託された部分についての審査となる。
 議案説明は、本会議の提案説明でなされていることから、特別付け加えることがなければ、大半は省略される。
私は、以下について質した。
◎平成19年度 補正予算
□総務費 一般管理費
● 市史編纂事業について
 津久井町史編纂事業について、不適切な点が、新聞報道でも取り上げられた。合併という平常とはことなる業務環境があったからと推察もされるところではあるが、不明解な処理は、市民からも理解されないところであることから、今後発生しない様に厳しく対応していただきたい。
 そこで、今後の防止策や仕組みをどのように考えているのか、見解を伺いたい。

 *昨日、当該職員の処分が発表された。
◎平成20年度 一般会計予算
歳出(総務費、他)
□総務費 一般管理費に関連して

● 人件費について
 厳しい財政状況の中で、財政負担の大きい人件費の抑制を図る事は重要な要素になると認識している。
 先の12月定例会では、若年層を中心に給与の引き上げを行い、職員の給与面の環境整備を図ってきているが、こうした中で、本市の職員一人当りの雇用経費はどの位になっているのか。また、給与水準は他市との比較でどの程度なのか。
 また、民間の給与水準との比較についてはどうなっているのか。

●(財)相模原市都市整備公社補助金について
 先日の包括外部監査結果報告にもあったが、18年度決算において都市整備公社は、指定管理事業での余剰金を生じたことで、多額の法人税を支払っている状況となっている。このような中で、都市整備公社補助金の平成20年度予算計上の必要性については、市民の理解が得られないのではないかと考えるが、その必要性についての見解をどうか。
 市補助金については、市民活動の様々な部分で見直しなどがなされている状況もある中で、明確な目的と結果を市民に示せる助成金の取り扱いを要望する。

● 企画費の内、シティーセールス推進経費について
 今年度、本市では、シティーセールス推進指針を策定し、シティーセールスを推進していくと聞いているが、残念ながら本市の知名度は全国的に高いとは言えない状況もある中で、今後、シティーセールスを推進していく為にどのような体制の構築を考えているのか。
 また、平成20年度に具体的な行動計画を策定するということだが、策定にあたっての考え方や課題についてはどうか。

● 文化振興費について
 文化行政推進事業に関連して「フォトシティーさがみはら」事業について、
まず、「フォトシティーさがみはら」の昨年度と今年度の予定経費はいくらとなっているのか。
 「フォトシティーさがみはら」事業には、全国の写真家によるコンクールがあり、入賞者には賞金が出されている。財源については、一般財源から税金が使われていると認識しているが、賞金に向けられている金額と税金を使うことへの妥当性をどう考えているのか。
 市民を対象にした大きなイベントである市民桜まつり(若葉まつり)には、平成20年度予算では、平成19年度の5%減となる943万円が予算計画されていると聞いているが、市民参加や事業運営に市民が大きく関わっている市民まつりの2倍の経費を「フォトシティー」に掛けることはどうなのか見解を聞く。

● 防災対策費について
防災対策普及啓発推進事業に関連して

○防災情報のメール配信について
(1)防災情報のメール配信は、市民に直接情報を提供する積極的な施策で大いに期待するところだが、防災情報といっても多種多様なものがあると思う。また、利用する市民ごとに、その目的とするニーズが異なると思うが、どのような種類の情報の配信を考えているのか。
(2)70万市民のうちこのメール配信でどのくらいの市民が利用し、情報を享受できることになると考えているのか、その対象規模についての考えは。
(3)職員の参集支持にもメール配信を使用するとのことだが、具体的な方法や内様についてはどのようなものとなるのか。

○洪水ハザードマップについて
(1)まず洪水ハザードマップの作成対象となる河川と作成の予定についてはどのようになっているのか。
(2)各河川の洪水や浸水が想定される区域、地域とは、具体的にどの地区となるのか?
(3)ハザードマップは、作っておけば良いという物ではなく、作成されたマップを市民が有効に活用することが重要と考えるが、市民への周知方法や、手段についてはどの様に考えているのか。

○自主防災組織活動助成費について
(1)自主防災組織の普及啓発や活動支援の為に助成制度を設けて、「災害弱者支援訓練」と「避難所運営訓練」については、新潟中越地震後の平成17年度から平成19年度まで、3年の時限で助成金の特例交付をしてきた事を承知している。しかし、この3月末で期限を迎えることから、各々の交付状況と効果および結果についての実績や評価を聞く。
(2)災害時用援護者の情報収集や蓄積および、その対応訓練が、災害時に大いに役に立つものと考えますが、今後の補助金での支援策の継続についてはどうなのか見解を聞く。
(3)今回、新規事業として「避難所運営協議会の設置、訓練」で、支援することとしているが、どのような内容となるのか、また、これまでの「避難所運営訓練」支援とどう違うのか。

● 市民生活総務費に関連して
○自治会掲示板活用促進費について
(1)平成14年まで長い間継続されていた自治会掲示板への助成が打ち切られ、ここで、また、予算計上されているが、これまでの経緯について伺う。
(2)今年度、どの程度の助成申請がありどの程度の助成を計画しているのか。
*自治会掲示板は、地域のつながりが希薄している中で、地域再生のツールとしても重要性が再認識されていることから、過不足ない助成を要望する。

● 防犯交通安全対策費に関連して
○防犯灯の管理について
(1)自治会管理の防犯灯は、39950灯となっているが、防犯協会を含めた自治会以外の管理灯数はどの程度なのか、また、これらの設置や維持管理の経費はどこから支出されているのか。
(2)私も先日、自治会管理でない防犯灯の腐食を発見し改善の対策をお願いしたが、これらの自治会管理でない防犯灯の管理体制はどうなっているのか。
(3)津久井地域と旧市の防犯灯の維持管理などの一体性の計画についても聞く。
(4)また、防犯効果の高いと言われる青色防犯灯の実証実験が行われていることを承知しているが、青色防犯灯の効果についてはどう判断されているのか。

*防犯灯は、字のごとく防犯に寄与する目的で設置がされているものだが、維持管理には自治会など関係者の協力が不可欠と考えるので、自治会等の協力を得やすい管理体制を一層進めるよう要望する。
また、青色防犯灯についても、防犯のみならず、事故の多い交差点の夜間の交通安全対策など検討すべき点が多いと考えますので、実証実験の結果で効果を即決することなく、地域や自治会の理解を得ながら導入方策の検討を続けることを要望する。

※以上、質問要旨のみ。
■議会へお越し下さい。■声を聞かせて下さい。
 市議会は、年4回の定例会が開催されます。会期は各々約1ヶ月間です。傍聴が可能ですから気軽に起こし下さい。
 日程は、市議会だより・広報さがみはら等に掲載されます。

 
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新しい交通システム(交通まちづくりフォーラム) 3月15日(土)

2008-03-15

 「考えよう!これからのまちづくりと新しい交通システム」と題して、交通まちづくりフォーラムが開催された。主催は、相模原市(都市建設局まちづくり計画部)で、グリーンホール相模大野多目的ホールを会場に、約8割の参加者があった。
 「公共交通を主役にしたまちづくり」をテーマに、日本大学総合科学研究所教授の高橋洋二氏の基調講演から始まった。約30分の短い講演ではあったが、交通軸が混乱し、自動車が中心の道路網や駅周辺の混雑の状況、住宅地や、市街地を結ぶ交通軸の形成による効率化、このための新交通の利用手段および新交通システムの導入に必要性と他市での導入実績についての考察が主となっていた。
 次に、相模原市都市建設局まちづくり計画部長の田所氏より本市の新交通システム導入計画が説明された。本市では、以前から新交通システムの導入計画を持ち、導入システムの研究や市内の新交通システムのルートの検証などをおこなってきているが、この度リーフレットを新しく発行したところから普及啓発を目的にフォーラムを開催したものと思われる。
 この後、パネルディスカッションが予定されていたが、私は、時間の関係で聴くことができなかった。
 新しい交通システムは、これまで自家用自動車交通網と重複してバス交通網の整備が行われてきたが、自家用車保有率の向上や、自動車に過度に依存する傾向が強まる中で、交通渋滞・大気汚染をはじめ、人口全体の高齢化を背景に、自動車交通を減らし環境負荷の小さいまちづくりを進め、高齢者や子ども、障害者に配慮された新しい交通システムの構築が求められているという必要性を持っていると説明されている。
 では、何が新しい交通システムなのかと言うと、これまで、モノレールや市電などが考察されてきたが、ここで、バスを基本にしたものに落ち着いて来たようだ。バス交通については、皆さんもご承知の通り、バスの時刻表通りに来て、短時間で決まった時間に目的地につけるという目的があるものの、雨の日や曜日によって信頼性が乏しかったり、バスルートの渋滞が恒常的になっているのを知っていると、自家用車で裏道を使って送ってもらった方が早いからと、ちょい乗りの自家用車利用が多くなる。
 バスは当てにならないが、他に利用手段が無いという方も当然いらっしゃる中で、不確実性を払拭し、確実性と便利生を確保できれば、一般利用の需要拡大を含め新交通導入の目的を達成することができるのだろう。
 市では、幹線快速バスシステム(BRT)[Bus Rapid Transit]の導入を計画している。これまでのバスの運行は、渋滞や駐車車輌、工事場所などに大きく影響されて来たが、バスの専用走行路を設け、信号器にも連動して、運行状況の情報もバス停で確認ができる。定時制、速達性を確保することで、安心して時間の読める確実な交通手段と位置付けている。
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BRTのイメージ (クリックすると拡大されます)
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導入検討区間 (クリックすると拡大されます)
 ということで、先行検討区間に相模大野駅〜原当麻駅間を先行検討区間として検討を進めている。相模大野駅から麻溝台地区(北里大学前)迄は、専用走行路の確保を行い、原当麻駅迄は、既存道路を利用する様です。
平成20年度に幹線快速バスシステム(BRT)の基本計画策定、平成21年度から、都市計画決定や専用車線確保のための用地取得や条件整備を進め、平成28年(2016年)の開通を目指してる。
 いづれにしても、今ある課題を将来に残さず解決していく為の方策をしっかり考える事は、行政の責任と押し付けるだけでなく、市民も考えなければならない。様々な新しい計画は、計画段階では良くわからないことが、実施に移され形として見えてくると、目の前の利害が露呈されることから、賛成反対の意思表示が明確となってくる。致し方ない事かも知れないが、様々な計画の存在事態を知らない市民が多いのも実情である。今回のフォーラムが行政の説明責任の一端を担っている事は理解ができるが、殆どの市民が知らない中で、計画が進んでいる現実を知る事も必要だ。行政の周知へのさらなる取り組みと市民合意形成の当事者としての市民や市民団体の責任も大きく、先ずは身の回りの事に関心を持つところから期待したい。私の責任も当然大きい。

 
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予定地沿線の住民 様からのコメント
その計画に、どれほどの住民が立ち退きをしなくてはならないか?
また、大野駅から相模女子大通り、御園沿線の店が無くなれば、再び同じ店が出来るかが疑問?
新交通システムを作った後、店が無くなり住宅だけ残るような町が出現する。
立ち退きの予定地域は、優に40年から先に住んでいる住民で年配者も多い。
また麻溝台を通る地域は特別保存林の地域。
神奈川県の中で、平地にあれだけの林があるのは少ない。
津久井町や藤野町の森林とは、意味が違う林。
南台の貴方なら分ると思うが、国立相模原病院のアクセスが、文京、御園近辺では直行のバスさえ無い。
そちらの方を今は欲しいぐらい。
道路にしても、40年以上前から予定としてある町田新磯線をご存知か?
なぜそれを利用としないのか?
麻溝台の工業団地にしても、BRTの予定している駅からすれば離れている。
環境だの、バリアーフリーだの、通勤だの、病院だの、すべてにおいて、矛盾が多すぎる計画に、もっと議論するものと思う。
それを行えるのは、市議会議員である貴方たちであることを忘れないで欲しい。
市議の責任を持って行って欲しいものである。

misty 様からのコメント
「予定地沿線の住民」の方のおっしゃる通りです。
ただこの大槻議員のブログは、市民がこの計画を知る由もない、昨年3月に書かれたものです。
今年に入ってからの、全国的にも異例という2度のパブリックコメント募集や、4回の市主催説明会において、この新しい交通システム=BRT計画に対しては市民から圧倒的な反対の声があがりました。 特にパブコメは、相模原市始まって以来の数が集まったわけです。こんな状況では、おそらく大槻議員のお考えも変わってきたのではないかと思います、というか、そうあることを望みます。
なにしろ、市民によって選ばれた市議会議員なのですから。特にBRT計画の想定ルートのすぐ近くにお住まいの議員さんだと伺っていますから、当然、住民の困惑・心痛は十分おわかりになっているはずです。
ですから、いま大槻議員に、市議会議員として要望するのは、相模原市が突然市民に提示した、「新しい交通システム導入基本計画(案)」が内包する数々の矛盾点を明らかにして、行政の「市民無視」の姿勢を糾弾することではないでしょうか?
市民は、「市民のことを真摯に考え、市民の立場に立って行政の独走を戒める、真の市議会議員」を欲しているのですから。
もちろん交通の不便な麻溝地区の問題は重要です。しかし、ここで忘れてはならないことがあります。それは、交通不便地区の解消と、新しい交通システムの導入とは、全く別の問題であるという点です。さらに、この計画では、一般車の走る車線は片側1車線のままですから、さがみ縦貫道の開通によって流出入する交通量の増加により、交通渋滞は緩和されるどころかひどくなります。相模大野周辺の交通事情は悪化し、公害も著しく増加するでしょう。駅間距離が500から1000mでは、高齢者に優しくもありません。これらの問題点を明らかにせず、市民をだまし、実は産業道路を作ろうとしている相模原市ならびに相模原市長を、市議会議員の立場から追及すること、これこそ、まさに大槻議員にやっていただきたいことに他なりません。
大槻議員、そうは思われませんか?是非、お考えをお聞かせください!

「そして、桜が咲きました。」 3月16日(日)

2008-03-16

「春はみんなで花見がしたい」そこで、昨年桜を植えました。
「そして、桜が咲きました。」    3月16日(日)
昨年、御園水道道に河津桜の苗木を5本植えました。
昨年2月にブログで報告しましたが、「春はみんなで花見がしたい」そんな思いで河津ざくらの苗を植えました。そして、見事にとはいっても、5本の内1本の小枝に花がつきました。数輪のピンクの花ですが、春を感じることができました。今度の日曜日には、花見をしたいな。先ずは速報まで。
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第5回南台地区5自治会共催合同防災訓練 3月16日(日)

2008-03-16

 今年5回目を数える南台地区5自治会共催の合同防災訓練が南台公園にて開催された。今年は、鶴ケ丘自治会を幹事自治会に、南大野自治会、鶴ヶ丘団地自治会、相模原サニーハイツ自治会、旭ヶ丘倶楽部自治会、の5自治会共催での合同訓練となった。
 各自治会指定の避難場所から南台公園へ徒歩参集した参加は110名で、昨年より若干少なくなっていた。9時半からの訓練では、初期消火、震度体験、煙体験、弱者支援訓練、バケツリレーによる模擬消火訓練が自治会毎のグループ分けで実施された。
 訓練に協力頂いた、消防署、消防団第9分団1部の皆様に感謝したい。
 私は、地区防災専門員の立場から開会時の挨拶をさせていただいた。(以下挨拶の内容)  「地震は、何時起きるかわからない、発生を防ぐことも、また、予知することも難しいのが現実です。
 阪神淡路の震災では、死者6500人、この内、約8割の5000人が住宅の倒壊で即死、600人が家具の転倒による圧死となっています。重軽傷者の44000人も多くは、家の中で被害にあっています。
このような過去の教訓からは、家の耐震化や家具の転倒防止対策により被害を少なくすることも可能です。是非、本日の防災訓練を契機に、3日分の水や食料の備蓄など、まず自分の家庭の防災対策を考える機会としていただく様にお願い致します。
 さらに、消火や救助など隣近所で助け合わなければならない場面が必ず必要となることを考えると、日頃の顔の見える関係づくりが特に大切ですが、本日の防災訓練や地域活動の中からも創られていくものと存じます。
 最後になりますが、本日の防災訓練の実施にあたり、消防署、消防団の協力に感謝しながら、また、準備に尽力された、自治会長さんや、役員の皆様に敬意を表しながら、簡単ではございますが、挨拶とさせて頂きます。」
関連記事:2007年南台地区5自治会合同防災訓練 平成19年3月18日
 
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相模台団地防災対策検討会 3月20日(木祝)

2008-03-20

 昨今、マンションや団地等の集合住宅の防災対策についての課題について、新聞等で特集を組んでいる記事を読むことが多くなった。私は、戸建ての多い住宅地に住み、集合住宅の防災については、あまり馴染みがなかったが、集合住宅の防災活動には、住宅地とは条件の違う課題が散見でき、他のマンションや団地にも共通する課題が見えてくるのではないかと思い、防災対策検討会をお引き受けした。
 そこで、集合住宅の防災環境を理解するために、集合住宅に居住し、防災に興味を持ち、尚且つ自治会運営を経験している方の話を聞くことにした。御園西自治会の前会長の竹川さんに相模上原団地自治会の瀬戸会長さんを紹介いただき話を伺った。団地の耐震性については、株式会社日立産機システムに勤務する友人から団地の管理会社であるUR都市機構に確認をいただき資料入手ができた。また、行政からは防災計画課と防災支援課の協力を仰ぎ資料準備をお願いした。防災士の岩澤さんや消防団の玉沢さんの協力もいただいた。
検討会には、相模台団地分譲自治会の役員さんや管理組合の理事さん約40名に加え、同じ区域の相模台団地自治会の尾崎会長さんら3名の参加もあった。
進行役を、私が担当し、以下の次第に沿って進めた。
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−−−−−−−−相模台団地防災対策検討会−−−−−−−−
  1.自治会長あいさつ      (千早相模台団地分譲自治会長)
                     (尾崎相模台団地自治会長)
  2.管理組合あいさつ         (寺地管理組合代表)
    ○建物の耐震性など 
  3.被害想定                  (防災計画課)
    ○相模原市全般の大規模地震による被害想定
    ○相模台団地および周辺地区の大規模地震による被害想定
    ○相模台団地特有の被災課題の抽出
  4.これまでの防災活動の状況 
    ○自主防災組織の必要性と市の支援策     (防災支援課)
    ○自主防災組織    (尾崎相模台団地自治会自主防災隊長)
    ○地区連合自主防災組織    (大槻相模台地区防災専門員)
    ○避難所・その他       (大槻相模台地区防災専門員)
  5.今後の自主防災活動の検討          (参加者質疑)
  6.ためになる防災ゲーム     (岩澤防災士・玉沢消防団員)
−−−−− −−−−− −−−−− −−−−− −−−−−
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防災ゲーム
 最後に、防災ゲームということで、非常持ち出し袋の中身を年齢や性別、病気のある人、赤ちゃんを持つ母親など様々な立場の人を4人想定して、各々の人にあった非常持ち出し袋の中身を全員参加で考えた。ライオンと犬の着ぐるみを着て奮闘した、岩澤さんと玉沢さんに感謝。
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 相模台団地分譲自治会の主催で、相模台団地防災対策検討会が3月20日午後1時半より相模台団地集会所で開催された。会の名称が防災対策検討会で、防災訓練や防災講習会ではないのは、これからの自主防災活動を考える機会とする為だ。
 昨年、自治会長の千早さんから防災活動についての相談をいただいた。「自治会では、団地の居住者が高齢化しており、災害時の活動について危機感を持っている。この為、自主防災組織の編成を整えても実効性のないものとなってしまう。自治会の実情が支援する立場の人より支援される人のほうが多いのではないのか。これからの防災組織や活動をどのようにしたら良いのか。」というものだった。   今回の検討会のメニューを考えた時に、与えられた防災組織の形が現場にあっていないのか、若しくは防災組織の形が理解されていないのかという点で、まず、災害時に自分達が置かれる状況を明確にした上で、必要な対策を考えることが大切であろうと考えた。
 そこで、自治会の加入状況や年齢構成などの現況については、自治会長から報告をいただき、建物の耐震性については、管理組合の代表より報告をいただくことで、参加者の共通認識を求めた。
 次に、相模原市で新しい防災計画策定の資料として平成18年度にまとめた防災アセスメントから、地域に関係する地震の被害想定を報告して頂くことで、災害時に自分達が置かれる災害環境を確認いただいた。
 それでは、災害時の事前対策がどのように準備されているのかという点について、相模原市、自主防災隊、地区連合自主防災隊、避難所等についての準備の状況が報告された。
 質疑の中では、災害発生時に消防や救急が充分な対応ができない状況となることや、介護が必要な方が身近にいて手助けしたいが、鍵の事や家族が支援を希望しない状況等具体的な事例が発表された。また、尾崎会長からは、自治会の枠を超えた地域の関係付けが必要ではないか、例えば条件の似た、3つの団地自治会が協力する体制をつくることや、相模台中学校の避難所の関係自治会の協力体制を避難所組織を通じて作る事が大切ではないかと積極的な発言もあった。
 予定の時間を大幅にオーバーして、4時過ぎに散会した。
私の12月議会の一般質問で、実現となった避難所運営組織の事前立ち上げが、いよいよ始まりつつある。この検討会でも、防災担当から協力の依頼があり、自治会長からも組織化を進めるので協力してほしい旨の発言があった。旧市内の小中学校82校の避難所運営組織の立ち上げに向け精一杯努力したい。
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千早会長・尾崎会長
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非常持ち出し袋の中身

 
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双葉小学校卒業式   3月21日(金)

2008-03-21

 昨日迄春の気候に浮き浮きしていたのに、今朝は小雨と強風で寒さの戻る生憎の天気。桜のつぼみも膨らんできた今日は、双葉小学校の卒業式。
 私は、児童見守り活動団体である「ふたばっ子みまもり隊」の代表として、招待された。昨今、少子化の影響はあちらこちらに見られるが、双葉小学校でも在学児童数が減って来ている。今年は81名の児童が卒業を迎えた。自治会活動や他の地域活動を通じて知り合った子供達の顔も卒業生の中にあり、様々な出来事を式の間思い出していた。新中学生としてこれからの飛躍を祈念したい。
 卒業式の形態も、先生たちの思いや工夫で毎年少しづつ変わってきている。しかし、共通して感じられるのは、子供達を中心にしているところだ。形式的な部分はセレモニーである以上致し方ないところだが、細かい配慮が子供達のにこやかな笑顔に反映されていた。わが子の晴れ姿のシャッターチャンスを求める親心に対する配慮もあった。式場には、修学半ばで逝去された児童の保護者も同席されていると事前に校長から話があり、校長の挨拶にも、今日は81名の卒業式ではあるが心の中では82名の卒業と思っていると話があった。わが子を亡くされていながらも参加されていた保護者の方はどう感じていたのだろうか。きっと喜んでいたと思う。
 さて、双葉小学校には支援学級である「つみき級」がある。市内4校の内の1校が双葉小学校であるが、様々な行事で隔てのない授業がなされて来ているのを知っている。卒業式においても工夫がされていて、今回は壇上での卒業証書授与となった。職員が車椅子を壇上に持ち上げたり、できる限り補助を受けながらも自力で歩いて証書を受け取っていた児童もあった。以前は、壇上ではなく下のフロアーで全員に証書の授与をしていたのも覚えている。全ては、分け隔てのない卒業式をしたいとの先生方の思いが形になっていると思う。
 昨年の6月定例会の一般質問で、支援学級の児童への配慮について質問した。学校内では先生方や児童も同じ「ふばっ子」の仲間として、手伝いも協力体制も自然にできているが、社会一般の環境は、まだ醸成されていない様に思う。郊外活動の移動手段であるバス等へのリフト付き車の利用を可能にすることの必要性を改めて感じた。
「こころのバリアフリー」を求めて、継続して取組みたい。

 
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「春の朝散歩」    3月23日(日)

2008-03-23

 今朝、相模原公園へ散歩に出掛けた。5時半から7時迄の短い時間だったが、春の到来を感じることができた。園内の木々の芽や桜の芽の膨らみも増し、早咲きの桜の「ハルメキ」は、満開だった。白モクレンも枝に満遍なく花を付けていた。紫モクレンの芽はまだ固い。芝生広場の横の小さな池にいたカルガモの一家は、しばらく見ていると、池から上がって、1列になって、餌取りの散歩に出掛けていった。暫く振りの朝の散歩ができた。
 一昨年は、朝のウォ−キングを途切れとぎれではあったが続けていた。それが何時しか仕事の都合に加えて、選挙関係の業務のために出来なくなっていた。
 身体の調子も日々の酷使で彼方此方にガタがきているのだな−と思いながらも自分の都合でその改善を図ることが中々出来ないまま今日を迎えている。時間を作ってと思いながらも、何かに夢中になる性格と、几帳面にしないと気が済まない性格を、もう少しズボラな所もあって良いのかな−と思う自分が横で見ているようで、中々難しい。
 これから、ウォーキングと迄はいかなくても、少し散歩を続けようかな〜。

 
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今年最初の防犯パトロールと防犯灯  3月23日

2008-03-24

 この通路には、防犯灯が設置されている。表面を薄いグリーンに塗られた古い独立型の防犯灯である。前回のパトロールの時に根元の錆による腐りを発見して、市の交通地域安全課に調査改善を求めていた。殆どの防犯灯の維持管理は、地元の自治会が委託されているが、この通路の物は、防犯協会が管理している表示があり、根元が錆びて耐久性と根元から折れ倒れる事故が心配されたため直接市に依頼した。
 以前川崎市では、道路標識の柱が根元で折れ、通行人に倒れ込んで事故がおきている。根元の錆や腐りの原因を犬のオシッコと見る見解もあるようだ。
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3月23日 出発前
 次回のパトロールは、花が咲く春本番の町歩きとなることを期待したい。

防犯パトロール 次回は4月20日(日)に行います。都合のつく方は、ご参加下さい。2時間程度の町歩きです。お問合せは、電話745—5004大槻まで
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 平成18年12月17日から有志で防犯パトロールを続けている。寒い1月2月はお休みしたが、春の便りと共に再開した。以前ブログに書いたが、地域の防犯活動は様々なパターンが展開されている。我々のボランティアグループでは、町の中の防犯や防災上の課題の点検と、清掃活動を併せて行っている。今日の参加者は12名で、御園から小田急相模原駅方面を歩いた。
 帰路、相模台小学校と米軍相模原住宅地の間の通学路を通った。一部に見上げる高さのブロック塀があり、災害時に倒れ込んでくると道を塞いでしまい、下敷きになると、児童や、市民の命に関わるということで、フェンスへの改善が望まれ、平成17年度の相模台地区自治会連合会主催の地域市政懇談会(リンク切れ)の議題として、直接市へ改善要望されたが、未だに解決されていない。
 その時の市の回答、
「米軍住宅のブロック塀の安全対策については米軍に強く要請したところ、検討はしているが予算範囲内でしか工事はできないため、緊急性の高い場所や整備すべき場所を取組し、その後に対応するとの回答があった。何かあってからでは遅いので改めて米軍に要請したところ、再度検討するとのことであるが今後も強く要請していきたい。」(渉外課、南土木事務所)
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 通路の防犯灯の改修は、調査の結果から、緊急性のある3本を新しい物に交換し、他は経過を見るとのことだったが、今日のパトロールで。銀色の新しい防犯灯を確認できた。自治会では、定期的に防犯灯を点検し、少なくとも1年一回の改修要望申請があることから、柱が腐る迄気付かない事は少ないだろうと思うが、腐ってグラグラ動く迄気付かない事は如何なものか。防犯協会なるものが受け持つ防犯灯の数量や管理についてどうなっているのかは、先の3月定例会総務委員会で質問し、管理面の徹底を要望した。
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 昨年私は、市の渉外課にその後の状況を確認したが、要望は充分伝えてあるが、当面の危険性は調査の結果では、問題ない事と、予算面から緊急性のある案件から優先されているので、まだできないとの回答が、管轄する防衛省(防衛施設庁)から出ている事を確認した。今後も改善要望を続けたい。このブロック壁は、私のホームページの「3つの約束」のページ写真に使っている。
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「県庁へ収支報告書を提出」    3月25日(火)

2008-03-25

 政治団体は、県の選挙管理委員会へ届け出をする事となっている。
 以下、神奈川県選挙管理委員会からのお知らせ。
「政治団体は、政治資金規制法第12条の規程に基づき毎年12月31日現在で、その年におけるすべての収入、支出等について記載した収支報告書を作成し、3ヵ月以内に提出することとされています。」
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県庁前
 私は、「おおつき和弘後援会」を団体登録している事から、平成19年分の収支報告書を県庁の選挙管理委員会へ持参し提出した。
 
 収支の状況は、
  収入総額  1,213,534円
  支出総額  1,213,534円
 支出の主なものは、機関紙の発行等が大きくなっている。詳細については、お問合せ下さい。

 
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3月定例会が終了した。  3月26日(水)

2008-03-28

 相模原市議会3月定例会は、2月19日(火)から会期37日間で開催され、3月26日に閉会した。  3月定例会では、議案1号の「平成20年度相模原市一般会計予算」3299億円や、平成19年度補正予算および特別会計予算、請願・陳情など66案件が審査された。「付属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例」(相模原市行政区画審議会を設置するための付属機関の名称、設置目的、委員の数及び委員の任期の規定の追加その他所要の改正するもの)、職員定数や就労・意識啓発に関するもの、指定管理者制度の改正に関するもの、後期高齢者医療制度に関するもの、駐車場や駐輪場、公園等に関するものなどの条例議案。  所掌別に委員会に付託審査された結果が最終日に委員長報告された。質疑では、政令指定都市移行に関しては、職員体制や国県道の管理面や県債の引き受け規模に関する財政見通しなどが、他に高齢者医療制度や道路特定財源暫定税率からの影響や契約案件などが質された。  今議会では、政令指定都市移行、高齢者医療制度や道路特定財源暫定税率関係など、今、国絡みで動向が注目されている案件もある中で、地方自治体および地方議会がどう対応するかで議論があった。私は、地方自治体の継続的な安定経営と市民サービスの拡充が基本と考える立場で採決に望んだ。
平成20年3月定例会 審議結果(PDF)(リンク切れ)
相模原市議会中継のページ
 
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お花見こぼれ話    3月30日(日)

2008-03-30

 昨日今日と、首都圏はお花見の時期を迎え各地で賑わった。春は花見と市内でも公園や広場等各地で花見のグループが楽しんでいた。
 私は、29日の午前中に、高齢者福祉施設にお世話になっている妻の母に春の花を見せたくて、花見に連れ出した。車椅子と杖、在り合せの弁当を持って娘と妻と母を車に載せて、県立あいかわ公園へ向かった。車窓から見える桜やモクレン等を楽しみながら、家族連れで賑わう公園でしばし車椅子を押して散策をした。普段施設にいる母は、少しでも季節を感じてくれただろうか。
 その晩は、南台のグループ「祭盛会」の花見にお邪魔した。祭盛会は、今年で結成30年になる。鶴の台小学校のお父さん達が、地域の子供達が楽しめる行事をと始めた活動だそうだ。9月にはお店を出してゲームや焼そば等屋台村を準備し、2000人が集まる一大行事を展開している。当初のメンバーも熟年を迎えているが、次の世代も参加があり、また新しく参加する人もあるようで今後が楽しみだ。
 今日30日は、昼から麻溝台ふるさとまつりのお花見会が開催された。毎年8月の末に開催される麻溝台ふるさと祭も、約30年前から継続されている。当時の消防団員や有志が運営費用を出し合って、自分達が楽しむことより地域の子供達が楽しめる祭をやりたいとの思いで立ち上げたそうだ。お囃子や神輿等内容が充実している。次世代、次次世代と多世代が花見をする姿は、どこか昔懐かしい所と、今必要なコミュニティーの原点がある様に感じた。
 「全ては、人のためにと、自分がバカになってやること、汗を流すことが大切」と参加の方が言っていたが、その通りだと思う。今日、何をするにも自分にメリットがあるのかないのか、打算で物事を決める人が多くなった。人のために動くことが損をしているかのような言動を耳にするにつけ、寂しい思いをするのは私だけではないだろう。昨日今日と各地で行われた花見ではあるが、2つのグループの花見に参加させて頂いて、私もまた一つ頑張るかと思いを新たにした気持ちの良い花見となった。

 
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ガソリン暫定税率失効    4月2日(水)

2008-04-02

 道路特定財源の内暫定税率について3月末で期限切れとなった。昨日からのガソリンスタンドの対応が報道に載っている。ガソリンスタンド経営者は、これまでもセルフ化など様々な局面で経営の死活問題を経験し苦労しているところへ、今回の暫定税率問題で、「いい加減にしてくれ」と言いたいのが本音だろう。
 神奈川新聞でも、「消費者も、事業者も、自治体も、混迷国会に翻弄」「ガソリン値下げ開始」と見出しを打っている。安売りスタンドにドライバーが殺到し、今後の更なる混乱を懸念する声もある。
 全国では、暫定税率が期限切れになったことから、32道府県が、道路整備事業の一部凍結や入札決定保留措置を取らざるを得ない事態となっている。
読売新聞は今日の紙面で、「論点」で「政治の機能不全」を取り上げ、塩川正十郎氏(元財務相)とロバート・フェルドマン氏(モルガンスタンレー証券)が談話を寄せている。
 塩川氏は、自民党が立法府としての政党の役割を忘れ、行政に介入しすぎて、いわゆる政府の裏ごしみたいな存在になっている。一方、民主党は、政権奪取だけを考え、政権亡者になって国民の事を忘れてしまっていると指摘している。国民は、先の参院選の結果からして、ねじれ国会を悪いと思っていないのではないか。むしろ、この状況をどう乗り越えるのか、政治家の知恵が試されているのではないかと思う。「ねじれ克服 知恵示せ」と語っている。
 ロバート・フェルドマン氏は、市場は、世界金融危機の中、日本の政治が麻痺してどうにもならないと見ているが、新しい時代が生まれるまでの苦しみだと見る。道路特定財源の問題で、福田首相が一般財源化に踏み込んだのは評価すべきである。いらない道路をたくさん作ることは得策ではない。民主党が協議に応じないことも問題で、自民党も衆議院で再可決するつもりだろうか。再可決すれば、首相の提案の一般財源化はどうなるのか。一番合理的なのは、一般財源化して暫定税率を永久税率とすることができれば、日本の民主主義がうまく機能していることになる。「道路財源 自・民とも譲れ」と語っている。
 
 相模原市議会では、3月定例会に新政クラブと公明党市議団が、「税制関連法案の徹底審議と年度内成立を求める意見書」を提出し可決した。地方自治体の安定財政運営が、市民サービスの拡充を図る上でポイントとなることから、歳入に影響を及ぼす今回の問題に対して、国の対応を求めるものだ。
 仮に、暫定税率などの時限措置が延長されなければ、市財源には試算で25億円の欠損が生じるとされている。平成20年度予算を議会で可決していることから、欠損分は、財政調整基金等から流用取り崩して施策を実施しながら、予算の移動分を9月定例会で補正予算を組むこととなるだろうが、どちらにしても欠損分の穴埋めを国に求めていくことになる。
 相模原市は、財政指数からも健全財政が堅持されていることで、地方交付税の不交付団体となっている。夕張市の例とは違う財政状況であるにしても、財源の確保と無駄のない行政のありかたを監視しなければならないことは言う迄もない。
参考資料
税制関連法案の徹底審議と年度内成立を求める意見書
  (相模原市議会 平成20年3月定例会 審議結果 pdf)(リンク切れ) の5ページ目
 
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地域の不便解消に向けて。 4月2日

2008-04-03

普段何気なく生活している地域には様々な不便があります。自分では少し我慢すれば何でも無いことが、ある方にとっては重大な不便となることも多いものです。協力して改善しましょう。

麻溝台地域
1. 麻溝台バス停の雨天時の水溜まり解消
2. 麻溝台自治会館西側のカーブミラー設置

相模原市長 加山 俊夫 殿

平成20年2月29日
自治会法人 麻溝台自治会
会長 村上 秀夫

麻溝台バス停の冠水改善対策要望

 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より当自治会の事業活動には、多大なるご理解とご協力をいただき心から感謝申し上げます。
 さて、当自治会地内、麻溝台5丁目14番49号顕正寺前の麻溝台バス停のバス待ちスペースは、朝夕にたくさんの乗降利用があります。バス待ちスペースは歩道を利用する形となっております。
 このバス待ちスペースは、雨天時に雨水が溜まりバス停利用に大きな影響が出ています。靴が濡れるため道路側や離れたところでバス待ちすることとなり危険性や不便を感じております。
 状況をご観察の上、早急な対策をお願いいたします。
敬 具

   要望箇所  麻溝台バス停 バス待ちスペース
   麻溝台5丁目14番49号先


 麻溝台自治会の広場北西側の角に駐車場があったが、宅地となり住宅が立て込んだ。自治会館入口から西に向かった突き当たりのT字路の左右の見通しが悪くなったと連絡をいただいた。早速カーブミラー設置を要望し、過日設置されました。 
 今後も、少しでも、住みやすい相模原の実現のために頑張ります。
 皆様からの声をお待ちしています。
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麻溝台バス停(源吾山顕正寺前)は、市道に面した歩道上がバス待スペースとなっている。雨天時には、靴が濡れる程水が溜まり困っていると近くにお住まいの方から連絡をいただきました。雨天時に現地を確認しますと、歩道の内顕正寺入口部分に雨水が溜まり、バス待に不便な状況を確認しましたので、過日(2月末)に麻溝台自治会長のご協力をいただき、市へ改善要望を致しました。
市では、雨天時の状況を確認して対応すると連絡を受けていたが、未だ雨天時の状況を確認できていない状況もあり今しばらく時間が欲しいこととなっている。
(以下、要望書)
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1. 麻溝台バス停の雨天時の水溜まり

2. 麻溝台自治会館西側のカーブミラー設置
関連記事:
地域の不便解消(麻溝台) 4月25日 その後のご報告

 
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第.35回さがみはら市民桜まつり  4月5・6日

2008-04-06

その後、模擬店の片付けを手伝ってから、夕方は、2箇所の花見に参加させていただいて帰宅した。
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開会式テープカット
 5日は、午後1時半から行われた開会式へ参加した後、各出店を激励に歩いた。私の出身の山形県の県人会では、名物の玉こんにゃくが評判で盛況だった。災害ボランティアネットワークでは、うどんやフランクフルトが売り切れとなり材料の追加となる盛況ぶりだった。好天候もあり、通路は人の波が途切れない。新聞報道では20万人の人出だそうだ。
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山形県人会出店
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花笠音頭パレード1
 今年の市民桜まつりは、春と言うより初夏と思われる程暖かい絶好の天候となった。桜は花吹雪となってしまったが、これもまた趣のある光景だ。私は両日とも午後からの参加となった。午前中は、地域のグループで実施している花見に参加させていただいた。思いおもいの場所を確保して親睦を図っていた。
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花笠音頭パレード2
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花笠音頭のお姉様方
 6日は、災害ボランティアネットワークの模擬店で昼からソーセージ焼きの手伝いをしながら、午後2時から行われた、山形県人会の花笠音頭のパレードに参加させていただいた。山形県人会のプラカードを持つボーイスカウトの隊員を先頭に、佐藤県人会会長、本間顧問、大沢市議、大槻の四名が山車の先頭を歩いてのパレードとなった。山車の後方には、私の生まれた山形県出身の元気なお姉さん達が晴れやかにに踊り、沿道の見物の市民に山形をアピールできて何処か誇らしさを感じ、懐かしい方言と相まって、癒された時間だった。
 
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入学式に参加しました。    4月7日(月)

2008-04-08

 今日は、市内の小中学校の入学式。天気予報では、昨日の晴天とは打って変わって低気圧の影響で雨になるとのことで、せっかくの入学式にも拘らず残念。何とか一日持たせてあげたい。
 午前中は、小学校の入学式で地元の双葉小学校へ伺った。新入学児童は、67名で2クラス。つい先日、幼稚園・保育園を卒園したばかりの子ども達は、はじめは緊張していたものの15分で足をばたばた。いつもの光景ながら微笑ましい。これからの学校生活に心からエールを贈った。
 午後は、私の出身校でもある相模台中学校へ伺った。今年42回目の入学式となり、地域では大野南中学校に次いで歴史のある学校となった。新入生徒は、148名。私は、2期生だったが、入学時は363名だった。また、一番入学生徒が多い時は、昭和50年第9回入学式で、602名と資料にあった。地域の年齢構成の変化と少子高齢化の影響を実証していることを感じた。充実した中学校生活を祈念。

 
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maap 様からのコメント
わたしのところは、朝から大荒れ!
どこでも入学する子供の数はへっているみたいですね。
わたしの地元も、ピークじの半分以下に激減。
こんなもんだやね。

相模原市高度救助隊発足式    4月11日(金)

2008-04-12

 相模原市消防局では、高度救助隊を発足させた。中核市には高度救助隊を、政令指定都市には特別高度救助隊の設置が2006年に制度化され、義務付けられたことから、特別救助隊を変更した。高度救助隊は、大規模災害やテロに対応し、市民の人命救助を行う。  市役所前で発足式が行われた後、装備機材の展示と隊員による説明がなされた。今年装備した、大規模地震の際に救助現場で余震等を把握し、「緊急避難警報を発する機器」や、「地中音響探知機」「画像探査機」などが展示された。
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高度救助隊発足式
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緊急地震感知警報機
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地中音響探知機

 
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相模原市一般廃棄物最終処分場視察  4月16日(水)

2008-04-17

 相模原市では、一般ゴミの処分施設として現在新しい工場を建築中の南清掃工場と北清掃工場および津久井クリーンセンターが稼動している。ゴミは焼却処理されても灰などの焼却残渣が残るが、これを埋設処理しているのが最終処分場である。  相模原市の最終処分場は、麻溝台にあり、峰山霊園と麻溝公園の間に位置している。峰山霊園の入口の道路を挟んだ反対側に緑のシートで壁面を覆った大きな穴が最終処分場の第2整備地である。第1整備地の埋立が一杯となるため、整備が進められてきた第2整備地がこの程完成した為、会派の政策研究会により現地視察を行った。  新しい第2整備地は、今年4月から平成43年までの使用を予定しているが、次の処分地を設けることは大変難しいことから、ゴミの減量や南清掃工場に導入されるガス化溶融炉による焼却残渣を溶かして固める「溶融スラグ化」などにより体積を小さくし、埋設期間を長らえる工夫が必要となる。 最終処分場の概要は、添付データの通り。環境への影響の無い処分場を目指し、地層への汚水の遮断や、滞留する汚水の処理など国の基準による高度な設備となっている。
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第2期整備地
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視察状況
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汚水処理施設
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第2・第1整備地
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汚水処理監視室

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最終処分場概要
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最終処分場の仕組み


尚、4月26日に竣工式が行われる。
添付資料:
最終処分処理場の概要<拡大図>
最終処分場の仕組み<拡大図>

 
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地域の不便解消に向けて。(麻溝台バス停水溜まり) 4月25日

2008-04-30

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雨の日の麻溝台バス停
 4月25日に南土木事務所長より歩道部分の改良工事を行う旨連絡があった。
今しばらくするとこの課題は解消できる見通しとなりました。少しづつきめ細かい改善で、生活環境が良くなっていくものです。困ったことは地域との連携で解決していきます。
 4月2日のブログで報告した麻溝台バス停水たまり解消についてのその後について報告します。
 4月18日は前夜からの雨が続き、かなりの雨量となった。麻溝台バス停の水溜まり冠水状況の確認に現地に午前中に行った。雨は小降りとなっていたが源吾山入口部分のバス停歩道部分に低い部分があるのと、敷地との高低差で水たまりができていることを確認した。所管の南土木事務所へ連絡し現地の確認を依頼した。

 
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相模大野からアートを発信。  4月27日(日)

2008-05-01

 賑わいのアートフリマで "あなたの夢" に出会いましょう
 相模大野アートクラフト市(いち)は、さまざまなジャンルの工芸作家や画家・手芸作家ほか、趣味の手づくりマニアが集まって作品の発表や販売を行う、手づくりFAN待望のアートイベントです。
 今年から春・秋の開催が予定され、相模大野駅前では夢あふれる作品が賑わいの中で皆さんのおいでをお待ちしています!
 次回は、今年の秋(11月2日)に開催されるようだ。主催の相模大野駅周辺商店会連合会および関係者の努力に感謝したい。
 主管は、相模大野アートフェスタ実行委員会
 http://www.sagamiono-artfesta.com/
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アートクラフト市1
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アートクラフト市2

上記のコピーが楽し気なポスターに踊る。今年も相模大野駅北口からコリドーを会場に工芸・手作りのお店が出店され、アートクラフト市が開催された。
 午後会場へ足を運んでみると、沢山のお客さんがお店を覗いていた。通りがかりの通行人というより開催を待ち望んでいて、自ら足を運んでいる方が多く感じた。今年で3回目となる中で、定着が進んでいる様に感じた。
 
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春の相模台寄席    4月29日(火)

2008-05-04

 「相模台に笑いを!」ということで、地元有志による企画運営の「春の相模台寄席」が開催された。  主催は、相模台寄席実行委員会で、地元の和田さんと県立さがみ緑風園に勤務していらした吉澤さんを中心にたくさんの方々の協力で、まったくの手作りで開催された。当日は、会場の相模台公民館2階大会議室に実行委員会関係者50名と地区老人会連合会の声掛で60名、合計110名の入場があった。予定を上回る盛況だった。
 出演は、三遊亭笑遊師匠と内弟子さんのお二人だけで、時間も1時間足らずにも関わらず、たっぷりと笑わせていただいた。実行委員会の吉澤さんは、学生の頃から寄席通いを続けていて、落語家さんとのご縁も深いことから、今回の企画がうまくいったのも当然で、師匠の人選もすばらしかった。
 私は、事前に吉澤さんから、この企画をお知らせいただき趣旨に感激した。有志が地域のために何かやろうと自発的な活動であること、地域に笑いをということ、そして高齢者を大切に輪に入れている所など共鳴できる所が多く、お手伝いをすることとなった。
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 当日は、開会にあたっての実行委員会の挨拶を担当した。私は、挨拶の中で3つの点についてお話しした。まず、公民館は生涯学習の場であり、地域文化の醸成や発信の場である。また、この相模台公民館は今年50周年を迎える中で、公民館を会場としたことがすばらしい。次に、企画運営を有志による実行委員会で行ったこと。今時代が地域主権、市民共働にシフトされる中で、行政に頼ることなく地域でできることは地域で、市民で実現することが必要な中でこれを実践していること。3つめは、落語がタイムリーである点だ。3月末迄、NHKの朝の連続ドラマ「ちりとてちん」が放映されていたが、上方落語を題材にしていた。中々人気があり、若い女性が落語研究会に足を運んでいるようだ。このような状況下で落語を扱ったことが非常にタイムリーだ。
 しかし何といっても、「相模台に笑いを!」がすばらしい。タイトルに「春の」がついているのは、次の機会を模索しているとのことだった。
 盛会の内に終了した後の打ち上げにも参加させていただき、三遊亭笑遊師匠とのざっくばらんな会話を楽しませていただきました。

 
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津久井串川の鯉のぼり   4月30日(水)

2008-05-05

 以前、津久井の方から串川地域でも、泳げ鯉のぼりを実施していると聞いていました。そこで、早速でかけてみました。津久井町の関信号を川におりた所に、約50匹の大小の鯉のぼりが川風にふかれ周囲の風情との調和で、素朴な中に和やかな雰囲気を醸し出していました。
 高田橋上流の大規模な鯉のぼりも見事ですが、津久井の鯉のぼりも別の意味で負けていませんでした。
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「ふたばっ子みまもり隊」総会と 「相模原災害ボランティアネットワーク」総会  4月26日(土)

2008-05-06

 本日2つの定期総会に参加した。
 午前中は、私が代表を努める、双葉小学校の防犯ネットワークである「ふたばっ子みまもり隊」の総会が同小のランチルームで開催された。
 ふたばっ子みまもり隊」には、115名のボランティアが登録をいただき下校時の児童見守り活動を実施していただいている。総会には約50名が参加され、平成19年度の活動の確認と新年度に向けた活動計画を審議いただいた。
 活動事例として、3地区の活動の様子を資料に添付するなど一体感の醸成に工夫した。また、登録会員への情報提供を積極的に行うことで、活動の形骸化を防ぐ対策を講じる為に事務局機能の充実を図ることとした。これまで教頭に任せていた負担を分担する意味から、同校卒業生の父親の協力を得て広報の作成等に協力してもらうこととなった。
 役員の改選については、事前に私の代表交代を役員会で依頼をし、後任について推薦と本人への打診を行っていた。新代表には、御園4丁目にお住まいの住友氏にお願いし、私は、顧問の立場で応援することとなった。退任の理由は、昨年度2回しか活動に参加できず、実活動が伴わない中で代表者を引受けていることが自分の中で納得できないことにある。今後も活動支援を続けていきたい。益々の活動の発展を祈念する。
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防災ボランティア総会 大槻挨拶
 午後は、あじさい会館で開催された「相模原災害ボランティアネットワーク」総会に参加し、挨拶をさせていただいた。私は、災害時のボランティアの効率的なコーディネート活動を目的にしている同会の活動に以前から参加し、運営委員の一員として活動している。
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防災ボランティアネットワーク役員
 同会では昨年度、「災害ボランティアコーディネーター養成講座」と「防災講演会」の開催や中学校への防災出前講座、各地区の防災訓練への支援協力など活動は多岐にわたる。平成20年度の役員は、本間代表をはじめ役員が留任し引き続き舵取りをおまかせした。

 
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行政視察(松本市・豊田市・森町) (4月30日〜5月2日)

2008-05-11

 議員の視察については、政務調査費(税金)を使うことから、調査の目的や方法、必要性について議論されている。私は、議員各々がテーマを持ち、情報を収集し、しっかりと研究し、課題の改善策を創造し、市政に反映させることが活動の中の大きなポイントだと思う。行政視察は、現地で確認しなければならない状況がある場合に必要性を満たすものだろうと思う。行政視察が観光旅行と勘違いされないように、議員自身の責任ある姿勢での取組みが必要であることを指摘しておきたい。  今回の視察は、防災課題と都市基盤関係を大槻が、農業政策と交通対策を河本議員が、各々テーマを持っていることから、相互に高めあう目的で、調査同行した。所属会派(新政クラブ)の2名(大槻、河本議員)。
 視察先は、松本市・豊田市・森町の3市町4箇所で、視察項目は以下の通りです。

 (1)松本市:自主防災組織の活性化対策
 (2)豊田市:ITS交通システム・デマンドバス運行などの公共交通対策
      農ライフ創生センター
      (市民農園・営農支援・新規農業参入支援)
 (3)森 町:森町の農業施策と里山対策について
 視察目的と視察調査項目は以下の通りです。視察の成果を形にするべく今後努力を続けます。(視察報告書を作成しております。) 視察目的:
 自主防災組織は、阪神淡路大震災を契機に国の施策として整備がはかられた。相模原市では、平成22年の地域防災計画の見直し作業が行われている。現在市内の自主防災組織は、534隊あるがその内昨年度防災訓練を実施したのは半数に満たない289隊で、全体の49%である。自主防災隊の役割が、平常時の啓発および訓練の実施や情報連絡体制の整備であり、災害時には災害対策現地対策班との情報受伝達や災害活動の指示および被災者への支援であるところから考えると防災訓練の実施率を見るだけでも意識が高揚しているとは考えられない状況である。
 また、訓練の種類別実施状況を見ると約90%の270回は消防署が指導して行う展示型訓練で、地域実践型の訓練の実施はほとんどなく、防災マップの作成や防災町歩きもほとんどない状況である。
 静岡県などでは、能登半島沖地震や中越地震、中越沖地震の災害事例による地域防災計画の修正作業や見直しが問われていることから自主防災組織の活性化検討委員会で報告書をまとめ活性化を推進している。
 今回視察対象とした松本市では、総務省消防庁が主催する「防災まちづくり大賞」を受賞した、防災と福祉のまちづくり事業など防災事業の活性化施策を推進している。
以上の観点から今後の本市の自主防災を活性化するための先行事例を調査することは自主防災組織の活性化に欠くことのできないものである。
(1) 自主防災組織の活性化対策について(松本市) 事前調査:
2008.03.19 
     相模原市の自主防災組織の現況について
     ・調査報告書
2008.04.15 
     松本市の自主防災組織の活性化対策について(資料提供)
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松本市の防災対策
現地調査項目:
1.松本市の防災対策組織の構成について
2.松本市に於ける自主防災組織の活性化対策について
 ○ 松本市の自治会等地縁団体の組織率や加入率などの現況
 ○ 自主防災組織の構成と組織率などの現況
 ○ 地域防災計画における自主防災組織の位置づけ及び行政と市民の役割分担について
 ○ 自主防災組織の平常時及び災害時における活動内容と活動状況及び課題について
 ○ 「市民防災意識調査」の結果について
 ○「松本市自主防災組織活性化に向けての提言」について
 ○ 「松本市自主防災組織活性化に向けての提言」を反映した行政施策について
 ○ 自主防災組織を活性化させる工夫について
3.災害時の情報受伝達について
 ○ 災害時の情報収集手段について
 ○ 行政から市民への情報発信について
 ○ 市民・自主防災組織が担う情報受伝達について
4.現地対策班について(連合自主防災組織)
 ○ 現地対策班の役割と組織構成
 ○ 地区連合自主防災組織の役割と組織構成
5.避難所について
 ○ 災害時の避難所設置の基準及び手順について
 ○ 避難所運営組織の事前立上げについて
 ○ 避難所運営訓練について
6.自主防災組織による要援護者対策について
 ○ 情報把握手段と現状について
 ○ 要援護者支援の課題と対策について
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豊田市のバス
(2)-1豊田市:ITS交通システム・デマンドバス運行などの公共交通対策 視察目的:
 相模原市では、「相模原市21世紀総合計画」および「都市計画マスタープラン」の策定を平成22年にまとめることとなっている。この中には、「総合都市交通計画」が部門別計画として含まれることとなるが、本計画は平成14年3月に策定されており、次期計画を平成32年と目標を定めている。
 本計画は、(道路計画)(公共交通計画)(TDМ基本計画:交通需要マネージメント)の3つの大きな柱で構成され、バス交通対策、新交通システム、鉄道改善、バリアフリー化推進を図る施策となっている。
 豊田市では、市民生活の視点に立った交通サービスを考える中で、交通システムの中に最先端のIT情報技術を導入することで、移動交通をより快適に、より安全にしようとする施策を社会システムとして導入構築を推進している。今後の本市の交通施策に寄与できる参考事例、先進事例として豊田市を調査確認する。
事前調査:
2008.04.24 午前9:30〜11:00 
     相模原市総合都市交通計画の体系と主な取り組みについて
2008.04.24 午前11:00〜12:00
     豊田市におけるITSの取り組みについてインターネット調査
・ITS(Intelligent Transport Systems)について
・豊田地域におけるITSの取り組み(2008〜2010年度推進計画)
     ・地域からの新たなITSサービスの展開に向けて
     ・環境ITSプロジェクト(社会実験の説明)
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ITSバス交通情報板
現地調査項目:
1・豊田地域ITSの概要について
2. 交通渋滞の解消策について
3. 公共交通の利便性について
4. 都市(中心市街地)の個性、魅力について
5. 公共交通のサービス水準について(鉄道、バス)
6. 道路駐車や工事や事故による道路渋滞について
7. コンパクトシティについて
8. デマンドバスシステムの進捗状況と問題点について(中山間地域を含む)
9. 企業等への公共交通利用推進の現状と問題点について
10. 環境や市民にやさしいまちづくりの現状と問題点について
(2)-2豊田市:農ライフ創生センター
       (市民農園・営農支援・新規農業参入支援)
視察目的:
 相模原市は、津久井地域の合併により山間部を含めた複合的な自然環境を有する中核市となった。農業という観点からは、専業農家の維持がままならない中で、農地の有効利用を推進する施策に具体的な施策が打てない状況がある。 
 市街地にある農地を有効に利用することにより農地を保全することは、都市化が進む市街地に緑地を保全することや防災上の視点からも必要性がある。
 農業従事者の継承対策・枯渇対策や新規営農者の取り込みに向けた施策が求められている現状がある。
 農ライフ創生センターは、愛知県が豊田市と共に「農ライフ創生特区」の指定を受け、豊田市の農業振興地域を対象に遊休農地の「土地資源」と今後急増する団塊の世代の定年退職者を含む農業志向の市民の「人的資源」の融合を目的に、農業推進のために必要なアイテムを揃え多角的な営農指導と農業従事者および希望者への支援を行っている。
 相模原では、JAが援農システムを導入し、農業の担い手不足の解消に努めているが、農業後継者以外の農業進出には課題が散見される。相模原市の農業施策の推進のために「農ライフ創生センター」を先進事例として状況を確認調査する。
事前調査:
2008.04.24 午後1:00〜3:00
     「農ライフ創生センター」の施策についてインターネット調査
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農ライフ創生センター
現地調査項目:
1.市街化区域農業の現状と問題点ついて
2.調整区域(農業振興地域)の現状と問題点ついて
3.後継者、担い手不足の解消策について
4.耕作放棄地(遊休農地)対策について
5.専業農家、兼業農家の割合と収入状況について

 ○ 企業退職者への(トヨタ自動車関連等)農業参入推進策について
 ○ 農業者育成システム4事業の進捗状況と問題点について
 ○ 農ライフ創生特区について
 ○ 市民農園の内容と状況、問題点について
 ○ 農業後継者以外の農業参入の取り組みについて
 ○ 農家生産法人と法人の農業参入について
 ○ 大型農産物直売所等、生産者の販路について
 ○ 地産地消の取り組みについて
 ○ 愛知県の食料自給率と豊田市の食料自給率について
 ○ 市民に向け食料自給率低下と安全、安心面での危機意識の啓発と自給率を上げる対策ついて
 ○ 食育推進事業について
(3)森町の農業施策と里山対策について 視察目的:
 相模原市では、津久井地域の水源地を有し自然環境に恵まれた一方で、当該地域は少子高齢化や過疎化傾向が強くなっている。一部には限界集落に近い状況もあり、集落の生活基盤整備や活性化が求められている。また、市街地には都市型農業の課題を抱えている。
 森町では、「地域循環型農業の追求」や体験型施設(アクティ森)を設け、創作体験やグリーンツーリズムの拠点化など田舎暮らしを誘導する施策を展開している。中でも、農事組合法人あじさいグループは、地元のおばちゃん達が始めた地産物の加工から現在はレストランの経営迄広がり、年商1億円を目指している。
 また、NPО法人による里山を生かした活動など多岐に亘った展開がなされている。本市の津久井地域の里山対策や市街地農業振興の観点から具体事例を調査研究する。
事前調査:
2008.04.24 午後2:00〜3:00
     森町の農業施策と里山対策についてインターネット調査
2008.04.24 午後4:00〜5:00 
     相模原市の里山対策について(観光振興課)
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森町農業振興政策
現地調査項目:
1.農事組合法人あじさいグループの概要について
 ○ 地産地消の取り組みについて(加工品、そばの食事、レストラン等)
 ○ 地場農産物振興についての現状と問題点について
2.水田を3倍活用した魅力ある農業の展開ついて(概要)
3.農業振興地域整備計画の概要ついて
4.地域産業振興の概要ついて
 ○ 山と川(森と水)歴史文化の資源活用について
 ○ アクティの森、戦国夢街道等の観光推進について
5.緑化推進事業の概要について
 ○ 鳥獣被害対策の現状と問題点について
6.山間及び里山保護・活用についての市民ボランティアや民間活力の導入について
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あじさいクラブ山崎代表
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あじさいクラブ総務大臣表彰
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アクティ森町

 
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「災害時に混乱させない。」 避難所の運営組織の事前立ち上げを実現!

2008-06-29

 昨年の12月定例会の一般質問の中で提案した、避難所の運営組織の事前立ち上げが実現に向けて大きく動きだした。  12月の一般質問では、旧相模原市域の小中学校82校は、災害時の避難所として開設が予定されているが、昨今の新潟中越地震や新潟中越沖地震、また、先般発災した岩手・宮城内陸地震の例からも、避難所については災害が起こってから大混乱の中で開設や運営を始めることは被災者にとっても、また、運営する行政にとっても大変な苦労を伴うこととなる。
 避難所の運営には、被災者だけではなく地域の市民の協力が不可欠となることから、平時に運営の関係者が顔の見える関係づくりを進め、避難所の開設や運営についての意志の疎通を図っておくことが重要となる。
 市では、過去3年間にわたって自治会が避難所運営の組織化や訓練に対して助成金制度を設けて対応してきたが、これまでに組織化ができたのは、4校に止まっている。  私が、組織化を進めた双葉小学校をはじめとして、双葉小学校運営協議会の関係者である清水氏が、大沼小学校避難所運営協議会を、また、竹川氏が谷口台小学校と鶴の台小学校の運営協議会の立ち上げに大きく関わってきたことから、双葉小学校の事例が大きな波及効果を見せたことに、私自身大きな達成感を感じている。  今年の年明けから、加山市長の意向を受けて山口副市長を中心に市の関係部署が連携して、82校の組織化に向けた取り組みを始め、自治会組織への説明や、小中学校長への説明、また、避難所を担当する市の職員への説明などを経て、関係者となる自治会長・学校長・避難所担当職員が顔を合わせこれからの活動の起点とする合同会議を、6月28日、29日の2日間に計4回に分けて実施した。
 いよいよ組織化へ向けた活動が始まることになるが、自治会固有の事情やこれまでの経緯などから、一律とはいかない様々な課題も散見する中で、地道な取り組みが求められることとなる。
 私自身、信念を持って必要性を解いてきたことから、組織化が完成し実効性ある防災対策が進む様にこれからも努力したい。 *合同会議の模様が各社報道されたが、神奈川新聞の記事を添付します。(画像をクリックすると拡大表示されます)
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6月定例会で、3回目の一般質問。

2008-06-30

 昨年の当選から5回目の定例会となる6月定例会が5月30日より会期32日間で開催され、本日閉会を迎えました。
 本定例会では、議案5件と陳情8件の審査を行ないました。
議案
   ○相模原市基本構想について
   ○相模原市立ふれあいセンター条例の一部を改正する条例について
   ○神奈川県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について
   ○相模原市立公民館条例及び相模原市役所出張所設置条例の一部を改正する条例について
   ○相模原市立球場条例について
陳情
   ◇高齢者の公平な医療受給を求めることについて
   ◇神奈川県最低賃金改定等について
   ◇区域区分導入の留保について
   ◇区域区分導入の凍結について
   ◇旧相模原市域の公民館等のパソコン増設について
   ◇食物アレルギー疾患児への給食について
   ◇政令市移行に関する財政面での得失の開示について
   ◇本会議場への国旗及び市旗の掲揚について
 審査結果については、「市議会だより」に掲載されます。  さて、一般質問が6月11日より3日間行われ、私は都合3回目の一般質問に初日の3番目に登壇しました。
 今回は、前回の一般質問で扱った防災対策に関連し、市民の命に関係する案件についてさらに深く掘り下げた。5月12日に中国で四川大地震が発生し、一般質問終了後の6月14日には岩手・宮城内陸地震が発生する中で、地震対策の重要性を質した。また、さがみ縦貫道路のインターチェンジ周辺の産業用地の創出と物流機能の集積策について質問した。
1 大規模地震に立ち向かう防災対策について
(1)耐震改修促進計画の実効性について
  ア.戸建住宅と共同住宅の耐震化の促進策について
  イ.小中学校の耐震化の状況について
  ウ.市有公共建築物の耐震化の状況と改修計画について
  エ.市営住宅の耐震化について
  オ.病院、社会福祉施設、デパートなど「特定建築物」の耐震促進策について
  カ.倒壊による通行障害の原因となる建物の耐震促進策について
  キ.津久井地域の国・県道や橋梁の耐震化状況と孤立化対策について

(2)避難所運営体制の事前組織化への取り組みについて

(3)自主防災組織の現況と活性化について

2 物流機能の集積誘導施策について
(1)さがみ縦貫道路の持つ機能を生かした交通ネットワークの形成について
(2)さがみ縦貫道路インターチェンジ周辺への物流機能および広域物流ハブ機能の集積誘導促進について
(3)物流機能施設の集積促進支援策について
*一般質問はインターネット中継されています。
 検索は、相模原市議会中継→録画放映→6月11日(大槻和弘一般質問)でご覧下さい。

*一般質問の登壇質問本文を添付します。
 添付本文
 
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夜と朝の間に

2008-08-04

 朝のウォーキングを日課にして5ヶ月目になりました。以前も一時期歩いていましたが、日中の予定に左右されることが多く長く続きませんでした。自分で決めた時間帯でのウォーキングにこだわっていて、家を出る予定時間が過ぎると断念してしまいました。
 そこで、今回はなるべく早い時間に家を出ることだけを決めました。日によって違いますが、朝5時から5時半までには出発しています。3コースあるルートを初めのうちは1時間半かかっていましたが、最近は約1時間で同じコースを歩いています。朝のうちに約1万歩を歩いておくことが基本となりました。
 今朝は、4時半前に家を出ました。夜明け時間が4時50分位ですから、夜と朝の境目、私を含めて釣りをする者には一番魚の釣れる「まづめ時」です。ほの明るさの中、御園の住宅地を抜けて緑道に入り、こもれびの森へ。すると辺り一面、林中に響く蜩(ひぐらし)の大合唱。オレンジ色の明かりの中に、アスファルトの通路を横断する昆虫やミミズなど日中の陽の高い時間には見ることのできない自然の営みに出会えました。
 歩きながら聴くラジオも習慣となりました。早い時間にはNHKの「ラジオ深夜便」の最後の一こまを聴くのが楽しみです。早朝からたくさんの方々がウォーキングや散歩に励んでいます。目的は様々でも毎日こなしている努力に感心します。リハビリの為に不自由な身体を鍛える方や手押し車を利用している高齢者、メタボ対策に汗を流す中年世代。みんなみんな頑張りましょう。私の目的は・・・。

 
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元気に朝のラジオ体操

2008-08-27

 先週から雨が続き、気温も20度を下回る10月半ばの気候ともなる日もあり、スッキリしない日が続いている。今日は、朝焼けの中、午前5時前にウォーキングに出発した。雨が続いたため久し振りの運動となる。秋を思わせるスッキリと晴れた青空の中、気持ち良く歩くことができた。
 8月の最終の週は、小学生の朝のラジオ体操が各地域で恒例となっている。このところの朝の雨を見ながら、ラジオ体操も延期になっているのだろうと思っていた。今日の天気ならOKだろうと、ウォーキングの帰りに近くの広場へ寄ってみた。6時25分。いたいた。70名程の子どもたちが集まっていた。PTAの当番のお母さんたち10名程がデモンストレーターとなり、6時半のラジオ放送にあわせて体操を行った。
 このところ地域の子どもの数も増えていると聞いているが、なるほど昨年より参加の子どもたちが多い。夏休みもあと僅かとなり、家庭では、宿題の事や朝寝坊の事など少し気を揉む時期ともなる。共に体操する子どもたちを見て、元気に二学期を迎え、登校することを祈念した。
 以前は、老人会などへの声掛で、お年寄りもいっしょにラジオ体操をする姿が見られたが、今日は、偶々なのか姿が見えなかったことが残念だった。常に世代を越えたふれあいの機会を持てるような配慮が大切である。

 
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9月定例会で一般質問を行いました

2008-09-30

 9月定例会は37日間の会期で、9月30日終了しました。決算議会となる本定例会は、昨年就任した加山市長にとって始めての決算を迎える事となりました。これまで議案の審議は、各常任委員会に付託され、構成委員で審議した結果を本会議にて委員長報告がされた上で採決となっていました。決算については、議員の市政チェック機能の中でも最重要なことから、議員全員で構成する決算特別委員会を組織し、分科会を各常任委員会に割振って、集中審議を行ったものを、再度議員全員出席の決算特別委員会に持ち寄って報告を行い、本会議には、決算特別委員会として審議についての報告を行う事としました。質疑、討論、採決の結果、平成19年度決算および各部門特別会計は賛成多数で可決した。
 また、8月29日から30日にかけて発生した、集中豪雨(ゲリラ豪雨)による浸水や崖崩れ等の被害が、津久井地域や城山町境川流域で発生した。この復旧対策費の不足分(2億5000万円)の補正予算についても可決した。
 他の議案や、陳情等に対する賛否については市議会だよりを参照されたい。
 1.市役所周辺の駐車対策について
  (1)市役所周辺公共施設の利用状況について
  (2)市役所周辺公共自動車駐車場の現況と今後の整備計画について
  (3)環境施策を実践する第1駐車場の整備について
  (4)新都市構想を見据えた市役所周辺の公共交通のあり方について

 2.災害時に凶器となるブロック塀の地震対策について
  (1)ブロック塀の改修や緑化の状況について
  (2)ブロック塀の危険度調査および耐震改修促進策について
  (3)在日米軍相模原住宅地周辺通学路のブロック擁壁の安全対策について

 3.避難所運営協議会の設立状況について
  (1)避難所運営協議会の設立の状況と課題について

また、登壇質問の文章を添付いたします。
 (市議会中継でのやり取りをご覧頂けると幸いです。)
以下が、一般質問通告内容です。 添付資料:9月一般質問(1問目)
議会中継:相模原市議会中継→録画放映→定例会9月→9月26日(大槻和弘一般質問)でご覧下さい。
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登壇
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市長回答
 私の一般質問は、6月定例会に続けて、去る9月26日に行った。
 今回は、防災対策からは、「災害時に凶器となるブロック塀の耐震対策」と、昨年の12月定例会の一般質問での私の指摘から準備が始まった、「避難所運営協議会の組織化の状況」および「市役所周辺の公共自動車駐車場の整備」などを中心に行政の対応を質しました。
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再質問
 再質問に対する答弁にたくさんのもれがあったのが非常に残念ですが、今後に活かし再度追及して行きます。
 
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新南清掃工場建設工事現場を視察しました。

2008-10-08

 新南清掃工場は、平成22年3月の完成に向けて工事が進んでいる。現在、建築工事が40%、プラント工事が約50%の進捗となっているが、若干遅れ気味である。
 清掃工場については、昨年7月に釧路広域連合清掃工場を行政視察しているが、ダイオキシンや焼却飛灰に含まれる重金属、土壌・環境汚染に対する課題や循環型社会の構築の観点からごみ収集の細分化や資源化が進む中、焼却ごみの質的・量的な変化の課題、及びスラグや埋設に関する課題も存在する。
 新南清掃工場は、環境負荷及び効率的な安全性を確保する観点からガス化溶融炉を軸としたプラントを採用した。新工場は、1日に525トンの処理能力と最大10,000キロワットの発電能力をもつこととなるが、ごみの減量と資源化の推進により焼却量が減少する傾向にあるところから、新清掃工場の処理能力が大きすぎるとの指摘もある。市内3カ所の清掃工場の中で、最新の清掃工場となり、唯一のガス化溶融炉を備えることとなる新南清掃工場には、北工場から排出される焼却灰の溶融化など市内全域の受け皿としての使命もあることからも必要十分な規模と考える。 又、横須賀市や秋田県鹿角市での爆発事故の検証や改善策については対策の強化について確認を行った。世田谷清掃工場における溶融温度不足などに起因する事例についても新プラントの中で補完できると聞いているが、清掃工場の環境への影響や安全性など今後も継続して注視していきたい。
 
 
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建築中の新南清掃工場
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ガス化溶融炉の心臓部
関連記事 2009/8/7 「新南清掃工場」試運転を前に見学 8月7日

 
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第3回全国市議会議長会研究フォーラムに参加しました。

2008-10-16

 第3回全国市議会議長会研究フォーラムが10月15日16日の両日釧路市で開催されました。会場である釧路市民文化会館には、全国の市議会議員や議会事務局長など関係者1500人が集合しました。相模原市議会からは、新政クラブ12名他数名が参加しました。
 今年の研究フォーラムは、第1部(基調講演)、第2部(パネルディスカッション)、第3部(意見交換会)、第4部(課題討議)、第5部(視察)で構成され、私は、16日に地区の市政懇談会に出席の予定があるため、第1部と第2部に出席しました。
 第1部の基調講演は、東京大学名誉教授の大森 彌氏により「変わる自治体のガバナンス」をテーマに行われました。地方自治制度の再編が進む中、これまでの市町村合併と分権改革の流れから、より一層の集約が予想されることや広域化の中で基礎自治体の再編が加速する。
 また、定住自立圏構想による市町村の集中とネットワーク化が進む中で、中心市のマネジメント力が求められる。本市も正にこれに該当する。
 都市自治体の課題として、今求められているものに、財政運営の透明化と説明責任の推進、市議会改革と公選職としての議員のあり方、市民協働の可能性について触れ、市民協働については行政側に協働意識が欠如している点に指摘があった。
 第1部および第2部のパネルディスカッションを通じて、これまでの地方議会の課題と社会情勢とのすり合わせの必要性や議会改革の必要性を具体的な形で話を聞くことができた。私は、議員となってまだ1年半であるが、議会に身を置く時間が多くなるにつけ、議会の常識と一般の常識のずれを感じることや、議員の意識についての疑問、議会運営に関する違和感が日増しに大きくなっている事実を感じている。今回のフォーラムに参加した地方議員諸兄にとってどのように響いたかは解らないが、私にはこれからやるべきことが垣間見る事となり有意義な機会だった。
 第2部のパネルディスカッションは、「市議会議員とは何か」をテーマに、各パネリストから発言があった。コーディネーターに佐々木信夫(中央大学大学院教授)、パネリストには中邨 章(明治大学教授)、坪井ゆずる(朝日新聞編集委員)、打越綾子(成城大学准教授)、二瓶雄吉(釧路市議会議長)の各氏が担当した。
 佐々木氏からは、地方議会および議員をめぐって指摘がされた。2000年の改革以降、自治体は単なる事業官庁から政策官庁への転換が求められる。これまでの政治体+事業体から、政治体+政策体+事業体へと進化し、地方議会や議員は政策機能、政治機能に深く関わることが期待される。また、二元代表制のもとでの地方議員の役割について、公共政策の決定者、執行機関の監視、政策提案および立案、市民の政治教育の役割を持つこととなる。地方議会に対する世論の声から見える課題については、議会が民意を充分に反映しているか、政策立法活動は十分か、執行機関への監視統制機能は十分か、議員の定数や議員報酬は適正か、議員に女性やサラリーマンが少ない等の指摘がされた。今後の地方議会改革については、立法政策能力の向上、議員の身分の明確化と議会の自立性の向上、法制局の創設や立法政策スタッフの充実、監査監察権を議会に移し監視統制機能を強化すること、開かれた議会づくりに努力することが挙げられた。また、短期のマニフェストに拘ることなく、地域の将来の大きな視点での骨太設計、夢を演ずる俳優たれとエールを贈られた。
パネルディスカッションは、3つの論点に絞られた。1.地方議員とは何か:現状と問題点について、2.市議会議員の身分と役割に関する新たな方向づけはどうあるべきか、3.組織としての議会について市民の信頼を高める視点からの改革提言について。
 パネリストからは、中邨氏は、自治体議会の役割とあたらしい「公共」について、アメリカや諸国の状況から国際比較の視点で分析した。坪井氏は、取材で感じる議員の問題点として、住民から信用されていない点、議員の身分のあり方、議員の果たすべき役割、議会改革の提言等についての分析。打越氏は、市民の期待する活動と議員の自債の活動、市町村合併への対処等についての分析。二瓶氏は、釧路市議会の議会改革の現状についての報告と説明があった。

 
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理容組合の防災訓練

2008-11-04

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 相模原理容組合が組合員を対象に防災訓練を実施した。理容組合では、昨年南支部が防災訓練を初めて実施し、大きな成果を上げたところから今年は、市内の3支部(津久井支部・北支部・南支部)合同での開催となった。参加者は84名を数えた。
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 下溝の消防訓練場を会場に、炊き出し・応急救護・AED・弱者支援・生活支援・震度体験などが実施された。
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 理容組合と言えば、町の床屋さんの組合で、定休日以外は地域に密着した商売をされている。商売柄地域の情報の蓄積や防犯や防災の情報の発信も期待がされる事から、組合では市との協力協定も視野に入れた取り組みを考えているようだ。
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 大きな地震による災害発生時には、市民による救出や救護支援を始め、様々な取り組みが必要となる。市民の防災力が、自治会を基礎とした自主防災組織に頼るだけでなく、企業の防災組織や商店の特性にあわせた防災への取り組みとの連携が必要となる。この点からも理容組合の取り組みは今後益々期待されるものと考える。
 
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大晦日を迎えて

2008-12-31

 慌ただしい日々が続き、今年も大晦日を迎えた。温暖化や金融恐慌など地球規模による変化が日本社会に大きく影響している。国内外への日本の対応が問われる事態となっている。様々な資源が国際的な投機対象となったことから、ガソリンの急騰が起こり、アメリカのサブプライムローンに端を発した金融恐慌は、安定拡大を目指した大手企業の大規模な減益や赤字転落の事態を招いている。マネーゲームの大きなツケとも言えるこれらの事象は、真面目に働き、家庭を維持し、子どもを育て、家のローンをコツコツ返済している一般市民には、只唯腹立たしく思えるに違いない。政治の空白とまで言われる中で、携わるものの一人として大きな責任と使命を感じる。厳しい状況と寒空に、明日を信じられる日本の整備が強く望まれる。頑張りたい。

 *7月からの参加行事等は、ホームページ(注)イベントの記録にアップしました。

(注)旧ホームページ。現在はこちら
 
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