大槻 和弘(おおつきかずひろ)|相模原市議会議員(南区)

「地域活動ポイント制度」開始

*昨年9月に配布しました「かずひろ通信」の記事を再掲します。

 

地域活動の活性化に向けて「地域活動ポイント制度」開始。

一昨年、相模原市議会本会議の一般質問で提案した、「地域活動ポイント制度」が、昨年7月1日より開始されました。

地域自治活動を支える自治会や、福祉、防災、防犯活動は、多くの善意に支えられ、その多くがボランティア活動により継続されてきました。

しかし、地域の高齢化や時代の変化による地域活動への考え方の変化により、担い手不足が深刻化しています。

本会議の質問では、このような状況下にあって、未だ個人の善意のみに頼っていては、地域活動の停滞や枯渇につながることが懸念されることから、行政として具体的な活性化策を検討する必要がある。そこで、まずは活動を牽引している方々には、活動に応じたインセンティブをつけるべきではないか? 具体的には、活動ポイント制の導入で活性化を進めたら如何かと提案を行いました。

対象範囲などについての議論を経て7月1日より「地域活動ポイント制度」が開始されました。

自治会活動などの公益制の高い活動に対して、マイナンバーカードを活用した「地域活動ポイント」が付与されます。

今年度は第1弾として、①防災 ②防犯 ③交通安全 ④環境美化 ⑤地域福祉 の活動を牽引する方が対象となります。

付与されたポイントは、1ポイント=1円としてボーノ相模大野のさがみはらアンテナショップ(sagamix)などで利用できます。

来年度からは、対象範囲の拡大については、今年度の状況を検証して検討されます。これからも、子ども達の通学路の見守り活動など貢献度の高い活動に積極的に対象が拡大されるよう要望してまいります。

投稿日:2019年1月4日