大槻 和弘(おおつきかずひろ)|相模原市議会議員(南区)

生きた税金の使い道

以前、民主党政権下で行われた事業仕分け。省庁の事務事業の無駄をなくす目的で精査が行なわれた。

とかく行政事務は、体質的に無駄があると言われる。民間では考えられない予算立ての甘さや、単年度決算に起因する予算の使い切りなどの弊害。

現在の行政事務にかかる事業費は社会保障費などの義務的経費が膨らみ、新規事業に振り向けられる投資的経費がなかなか確保できない。

しかし、市民、県民は、安心して健康に、そして心豊かに暮らしたいと誰もが思う。特別なことではなく日常の何気ない幸せを感じられる行政を望んでいる。高層ビルが建ち並びビル風に悩む近代的な環境より、道端の草花を愛でることが容易にできる環境を望んでいるのではないだろうか。これからのまちづくりに必要な視点を大切にしたい。

神奈川県立あいかわ公園

     神奈川県立あいかわ公園


投稿日:2016年4月30日