大槻 和弘(おおつきかずひろ)|相模原市議会議員(南区)

5年ぶりに本会議で質問に立ちました。

img_28169月27日開催の相模原市議会本会議で一般質問を行いました。

午前9時半開会後のトップバッターを務めました。

質問に入る冒頭に、先の選挙についての思いを語らせていただきました。(以下発言内容)

 

昨年4月の選挙から14ヶ月余りが経過した6月19日より議会活動に参加することとなりました。

 先の統一地方選挙では、選挙事務の杜撰さが広く露呈され、市民の選挙制度への不信や疑念を招く結果ともなりました。

 そもそも選挙は、有権者が意志を持って投票し、選挙事務は有権者の意志を反映することに目的があります。

 この点で当初のマニュアルは、疑義票の効力判定のダブルチェックさえ規定されることなく、この目的に叶っていなかったものであり、開票時間の短縮にこそ重きを於いた、全く頓珍漢な開票事務執行だったと感じます。

 私の当選証書付与に当たっては、市選挙管理委員会委員長より、選挙管理委員会として効力判定の問題も含めた不適切な事務処理を認め、二度とこのようなことが起きないよう、再発防止に取り組んでいる旨のお話がありました。

 また、先の参議院議員選挙に向けて、再発防止策を講じた点は評価をする所ではありますが、引き続き、選挙事務における正確性の確保と、コンプライアンス意識の徹底など、過ちをしない組織づくりに向け、見識を持った対応を期待するところであります。

 

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一般質問は、

(1)組織の高齢化や担い手不足が深刻な自主防災組織の現状把握と活性化策、災害時に生活物資が手に入る仕組み、災害弱者のための福祉避難所の充実、普段目にしないが大切な下水道の耐震化などの防災対策。

(2)市内在住の中学生が親の暴力により学校などにメッセージを発していながら保護に至らず、自殺を図りお亡くなりになられた重篤事例への児童相談所や関係機関の対応と児童福祉法改正後の市の対応などの今後の防止策。

(3)混雑が著しい南合同庁舎の大規模改修の進捗状況について、選挙公約を中心に以下の項目で行いました。

 

1 防災対策について

(1)自主防災活動について

ア 自主防災組織の活動状況と課題について

イ 自主防災組織の活性化に向けた支援について

(2)災害時の生活物資供給対策について

ア 生活物資の供給方法、体制について

イ 災害時の物資供給に向けた、民間事業者等との協定について

(3)福祉避難所対策について

(4)下水道施設の地震対策について

ア ポンプ場の地震対策について

イ 緊急輸送路下における下水道施設の耐震化の対策について

ウ 下水道事業業務継続計画(下水道BCP)について

 

2 児童相談所等の機能強化について

(1)弁護士の配置について

(2)要保護児童対策地域協議会の機能強化について

 

3 南区合同庁舎について

(1)南区合同庁舎のあり方基本構想及び改修計画の進捗状況について

(2)区役所機能と異なる施設の位置付けについて

投稿日:2016年9月27日